「サントリーの香るエールはまずい」という声を見かけて、買うかどうか迷っていませんか?一方で、「香りが華やかで飲みやすい」「苦味が控えめでおいしい」といった口コミも多く、評価が大きく分かれているビールです。
実際のところ、香るエールは万人向けに苦味やコクを強くしたビールではありません。フルーティーな香りと軽やかな口当たりを楽しむタイプなので、普段飲んでいるビールによって「うまい」「少し物足りない」という印象が変わりやすいのです。
この記事では、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ 香るエール」について、味わいの特徴、まずいと言われる理由、うまいと感じる人の口コミ傾向、通常のプレモルとの違いまで詳しく紹介します。
サントリーの香るエールとは?まずは基本情報を確認
香るエールは、サントリーのプレミアムビールブランド「ザ・プレミアム・モルツ」に含まれるエールタイプの商品です。一般的な日本の大手ビールで多く採用されているラガーとは異なり、香りの華やかさを楽しみやすい設計になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ザ・プレミアム・モルツ 香るエール |
| 原材料 | 麦芽、ホップ |
| アルコール度数 | 6% |
| 主な容量 | 350ml、500mlなど |
| タイプ | エールビール |
名前のとおり、最大の特徴は香りです。グラスに注ぐと、麦芽の香ばしさに加えて、果物を思わせるやわらかな香りが広がります。香りは強烈に押し出すタイプではなく、ふわっと立ち上がって飲み口を包むような印象です。
また、使用される酵母やホップの組み合わせによって、エールらしいフルーティーさが感じられます。一般的にエールビールは、ラガーよりも香りや味わいに個性が出やすい傾向があります。香るエールも、すっきりしたのどごしだけでなく、香りを含めて楽しむビールといえるでしょう。
香るエールはまずい?口コミで不評になりやすい理由
香りがフルーティーでビールらしくないと感じる
「まずい」と感じる理由として多いのが、香りの方向性です。普段からキレのあるラガービールを飲んでいる人の場合、香るエールのフルーティーな香りを「甘い」「ジュースのよう」と感じることがあります。
ビールには、麦芽の香ばしさ、ホップの苦味、酵母由来の果実のような香りなど、さまざまな要素があります。香るエールはその中でも酵母由来の華やかさが目立つため、ビールに苦味やシャープなのどごしを求める人には、少し違和感があるかもしれません。
コクや苦味が控えめで物足りない
香るエールは、濃厚で重たい味わいを前面に出した商品ではありません。口当たりは比較的軽やかで、苦味も強くありません。そのため、「プレミアムビールなら、もっと濃くてコクがあると思っていた」という人からは、物足りないという評価につながることがあります。
特に、黒ビールや苦味の強いクラフトビールを好む人にとっては、香るエールのやさしい味わいが淡く感じられることもあります。6%というアルコール度数から力強さを期待すると、実際の飲みやすさとのギャップを感じる可能性があります。
温度やグラスによって印象が変わる
缶のまま冷やして一気に飲むと、香りの魅力が十分に伝わらない場合があります。香るエールは、冷たさだけでなく香りも楽しみたいビールです。冷蔵庫から出してすぐの状態でも飲めますが、グラスに注ぐと印象が変わります。
泡を適度に立ててグラスに注ぐと、香りが開きやすくなります。香りを確認しながら少しずつ飲むと、麦芽の風味や後味の甘みも感じやすくなるでしょう。
香るエールがうまいと言われる理由
フルーティーな香りが華やか
香るエールを高く評価する口コミでは、「香りがいい」「華やかで飲みやすい」「いつものビールと違う」という感想が目立ちます。グラスに注いだ瞬間から、爽やかな果実を思わせる香りが感じられ、飲む前から楽しめるのが魅力です。
ただし、柑橘やトロピカルフルーツの香りが強く主張するクラフトビールとは少し違います。香るエールは、香りの派手さよりも、麦芽のうまみや軽やかな口当たりとのバランスを重視した印象です。
苦味が控えめで飲みやすい
ビールの苦味が苦手な人でも比較的試しやすいのが、香るエールの特徴です。苦味は感じられるものの、舌に長く残るような強さではありません。口に含むとやわらかな甘みがあり、飲み込んだ後はすっきりとした余韻に移ります。
「ビールは飲みたいけれど、苦いものは苦手」「発泡酒やチューハイからビールにも挑戦したい」という人には、入り口として選びやすいでしょう。
食事に合わせやすい
香りが華やかなビールは、料理との相性が難しいこともあります。しかし香るエールは、香りが強すぎず、味わいも重すぎないため、さまざまな料理と合わせやすいタイプです。
例えば、唐揚げやフライドポテトのような揚げ物には、ほどよい炭酸と苦味が油を流してくれます。パスタやピザ、ソーセージなどの洋食とも好相性です。さらに、焼き鳥や餃子のような味のしっかりした料理にも合わせられます。
一方で、繊細な白身魚やサラダと合わせる場合は、香るエールを少し温度高めで味わうと、料理の風味を邪魔しにくくなります。
通常のプレモルと香るエールを比較
| 比較項目 | 香るエール | 通常のプレモル |
|---|---|---|
| 香り | フルーティーで華やか | 麦芽やホップの香ばしさ |
| 苦味 | 控えめ | ほどよく感じる |
| コク | 軽やかでバランス型 | まろやかで豊か |
| 飲み口 | 爽やかで軽快 | 上品で飲みごたえがある |
| おすすめの人 | 香りや飲みやすさを重視する人 | コクや麦芽のうまみを重視する人 |
通常のプレモルは、麦芽のうまみや上質なコクをじっくり味わいたい人に向いています。一方、香るエールは、華やかな香りと軽快さを楽しみたい人に適しています。
「どちらが上」というより、飲みたい場面によって選ぶのがおすすめです。食事をゆっくり味わう日には通常のプレモル、暑い日に爽やかに飲みたい日や、香りのあるビールを試したい日には香るエールが合うでしょう。
香るエールをおいしく飲むコツ
グラスに注いで香りを引き出す
香るエールは、できればグラスに注いで飲んでみてください。泡を含めて7分目から8分目ほどまで注ぐと、香りが立ちやすくなります。細長い形のグラスなら香りが集まりやすく、丸みのあるグラスなら香りを広げて楽しめます。
冷やしすぎない
キンキンに冷えたビールは爽快ですが、香りや味わいは感じにくくなります。最初は十分に冷やした状態で飲み、少し時間を置いて温度が上がったところでもう一度味わうと、香るエールの甘みや麦芽感の変化を確認できます。
一口目だけで判断しない
香るエールは、ラガーに慣れている人ほど最初に違いを感じやすいビールです。一口目で「いつものビールと違う」と思っても、香りを確認しながら二口目、三口目と飲むうちに印象が変わることがあります。
まずは350ml缶を1本、食事と一緒に試してみるとよいでしょう。単独で飲むよりも、料理と合わせたほうが飲みやすさを実感しやすい傾向があります。
香るエールに関するよくある質問
香るエールはビールが苦手でも飲めますか?
苦味の強いビールが苦手な人でも、比較的試しやすい商品です。ただし、フルーティーな香りがあるため、ビールの香り自体が苦手な人には合わない可能性があります。最初は少量を料理と一緒に飲むのがおすすめです。
香るエールは甘いビールですか?
砂糖のように甘いビールではありませんが、苦味が控えめな分、口当たりにやわらかな甘みを感じることがあります。口コミで「甘い」と表現されるのは、麦芽のうまみや酵母由来の香りを甘く感じるためと考えられます。
香るエールはどんな料理に合いますか?
唐揚げ、餃子、ピザ、パスタ、焼き鳥など、幅広い料理に合わせやすいビールです。特に、味の濃い料理には爽やかな炭酸が合います。チーズや生ハムなど、香りのあるおつまみと合わせても楽しめます。
香るエールはまずいという口コミは間違いですか?
味の感じ方は人によって異なるため、まずいという口コミが間違いとはいえません。香るエールは、苦味の強さや重厚なコクよりも、香りと飲みやすさを重視した味わいです。濃いビールを好む人には物足りず、軽やかなビールを好む人にはおいしく感じられます。
まとめ:香るエールは好みが分かれるが、飲みやすさと香りが魅力
サントリーの香るエールは、「まずい」というよりも、一般的なラガービールとは方向性が異なるため、好みが分かれやすいビールです。
フルーティーで華やかな香り、控えめな苦味、軽やかな口当たりを楽しめる一方、濃厚なコクや強い苦味を求める人には物足りなく感じられることがあります。
香るエールが向いているのは、香りのあるビールを楽しみたい人、苦味が強いビールが苦手な人、食事と一緒にすっきり飲みたい人です。反対に、重厚な飲みごたえや強いホップ感を重視する人は、クラフトビールや通常のプレモルのほうが満足しやすいでしょう。
まずはグラスに注ぎ、唐揚げやピザなどの料理と一緒に試してみてください。飲む温度や合わせる料理を変えるだけでも、香るエールの印象は大きく変わります。
